TOP > HTRLASERによるレーザー出力偽装詐欺の実例

HTRLASER(陽輝レーザーポインター販売店)の出力偽装詐欺の実例


HTRLASER(陽輝レーザーポインター)は中国人集団による詐欺ショップの一角

レーザー出力を大幅に水増ししたスペック偽装品を売るレーザーショップのひとつであるHTRLASER.com(陽輝レーザーポインター販売店)で横行する偽装販売手法について実例を用いて解説しています。

下のスクリーンショットはHTRLASER(陽輝レーザーポインター販売店)が販売しているLaser303です。この商品について、当店では製造工場まで把握しており、工場と取引したこともあるのでよく理解していますが、まずLaser303という製品にはそもそも100mWまでの設定しか存在しません。

それにも関わらず、10000mW(10W)などというあり得ない数値に偽装表示をして販売しているという状況です。つまりスペックを100倍に偽装して商品を売っているということになります。Laser303は当店でも取り扱い可能ですが、仕入れ価格が比較的安いため、Laser303をHTRLASER(陽輝レーザーポインター販売店)等、他店の半額程度で販売することが可能です。尚、別名でSD LASER303というデザインが酷似した製品もありますが、この2つは基本的に同じ製ものです。その他の名称で売っている同じデザインのものも、販売店が名称を変えただけのものになります。

尚、HTRLASER(陽輝レーザーポインター販売店)で販売しているその他のレーザーポインターについても、ほぼすべてが出力偽装であると言えます。

HTRLASERによるレーザーポインター303の出力偽装詐欺例



HTRLASER(陽輝レーザーポインター販売店)による出力偽装商品の自作自演レビュー

どのレーザー出力詐欺ショップにも共通しているのがレビューの自作自演です。アマゾンでも中国系販売者の商品で横行している手口ですが、レビューを自作自演して人気があるかのように装ってはいますが、明らかにおかしな日本語を使用しているので、自作自演ですと言っているような状況になっています。下のスクリーンショットはHTRLASER
(陽輝レーザーポインター販売店)からのものですが、サイト内のレビューはほぼすべてが自作自演と言っても過言ではありません。


HTRLASERによる自作自演のレビュー


左上のレビューから時計周りに解説します。


”手持ち感覚“
普通におかしい日本語です。


”敏速対応ありがとうございますさつそく使いました、“
こういう場合は「迅速」ですし、「ありがとうございます」の後に句点が無く、早速の意味と思われる「さつそく」という誤字につなげており、さらに「使いました」の後には句点ではなく読点をつけているなど、やはり日本人が書いたものではありません。


”用途が何かわからない、ただ欲しい。“
用途がわからないが欲しかった人を装ったものでしょうか。少しおもしろいです。


”価格は満足している、使い捨ても非常に良いと思います。“
やはり句点を使うべきところで読点を誤用しています。使い捨てと表現していることから、明らかにこの商品のレビューとして矛盾しています。


”範囲はかなり長く、少なくとも数キロはそこにあります。私は本当に気分が悪いわけではありません。以前はこの商品を購入したかったのですが、今は購入すると安くなります。“
支離滅裂です。最後はまるで販売者のようなセリフです。


“商品が届きました、開封後思った以上の商品届きました満足しました。知り合いにもコマーシャルしたい”
やはり読点や句点を正しく使えていません。「コマーシャルしたい」などと言わないのは日本人ならわかるとおりです。



日本語のおかしいショップからは買わない

消費者にとって、値段が安いことはいいことではあります。しかし、お金を無駄にしないという観点からは、合理的な理由のない安さ、つまり偽りの安さに騙されてお金を払うことは避けたいものです。

ショップの値段はいくらでも変えることができてしまいます。「こんなにレーザー出力が高いのに安い!」と見かけのスペックに惑わされず、出力詐欺品を売っているショップを利用しないことがお金を無駄にしないことになります。 少し日本語がおかしかったり、出力が異様に高かったり、激安、最高、最強、などという言葉を乱用しているショップは信用性に欠けます。正しい商品情報を表示しているショップで適切なプライスで購入することが、消費者にとってもっとも有用であることは、どんな業界にも言えることであろうと思います。