TOP > レーザーポインター豆知識 > レーザーの色の違い

レーザー光線の色の違い


それぞれでのレーザーの波長はどう違うのか

近年、フルカラーレーザーなどさまざまな色を出せるステージ用のレーザー機器も存在しますが、ここではレーザーポインターに用いられる代表的なレーザーの色について簡単な説明をしています。



レーザーの色は赤、青、緑が多い

レーザーポインターに用いられる色は、赤・緑・青がもっとも多く、なかでも赤色のレーザーは、レーザーに興味がない人でも見たことはある色ではないでしょうか。赤色レーザーは以前よりの量産・普及が進んだこともあり、現在は安価な価格帯におかれているレーザーです。産業用では紫色レーザーも多く、DVDや計測器、プリンター等に利用されています。また工場では高出力帯で赤外域の目視できないレーザーの活用も多くあります。


グリーンレーザー

緑色レーザーも近年普及が進み、以前ほど高価ではなくなりました。しかし、赤色レーザーよりは価格が高いようです。一般的に、赤色レーザーは人間の目からの認識に劣り、緑色レーザーは赤色レーザーの約8倍明るく見えると言われています。8倍と言われてもピンと来ないか知れませんが、例えば同じ1mWのものを比べてみるとその差は歴然です。


ブルーレーザー

ブルーレーザーのきれいな光線を楽しむだけでも、十分魅了的なレーザーのひとつです。日常生活では青い光線はそうそう見ることができません。ブルーレーザーの光はとてもきれいですが、緑色レーザーと同程度の出力であっても紫色レーザーのほうが圧倒的に暗く見えてしまうので、視認性重視ではっきりとした明るさのブルーレーザーを使用したい場合は、やはり高出力のブルーレーザーを購入するほうがいいでしょう。

ただ、ブルーレーザーよりグリーンレーザーのほうが視認性がよいので、視認性をもっとも重視する場合ではグリーンレーザーがおすすめです。